ピエトロ日記

8月18日「東京オリンピック総括」

すったもんだの末結局無観客で開かれた「東京オリンピック2020」でしたが、国内では反対の声が多数を占めていた一方、世界からは感謝の声が送られていますので、総じて良かったのではないかと思います。もし開かれなかったらと思うと、日本の信用も失墜して、未来に何の希望ももたらされないままで、空恐ろしいことです。
ともかくコロナ禍の苦しい状況で、曲がりなりにも無事開催できたことは、日本人の我慢強さと聡明さと温情の深さを世界に印象付けたと思います。
ただ、開会式や閉会式は内容が地味なうえ、それぞれのパートがバラバラで一貫性もなく、エンターテインメント的には残念な出来と言わざるを得ません。でも、制作陣の直前のあいつぐ辞任劇などを考えると致し方ないかもしれませんし、そもそもコロナ禍の中なので派手な演出を控えたのだろうと好意的に解釈しておきます。
とはいえ、次期開催地パリのプロモーションはさすがに素晴らしく、競技会場を屋外に移して、パリの街頭や名所で行うというコンセプトも従来の概念に捉われないいかにも芸術の都らしい発想で、大いに期待させるものでした。…にしても、エッフェル塔よりも低空を飛ぶ戦闘機には驚きました。高層ビルが連立する東京や他の都市では絶対にできない芸当です。