OCTOBER 2005
Diary

10月28日「蝶の羽ばたき」

 新百合ヶ丘へ行く最短コースを探ろうと、自転車で向かったのは良いのですが、まずいことに地図を忘れてしまいました。大体の勘で脇道に入り、方向感覚のみを頼りに走って行ったら、知らないうちに百合ヶ丘の駅に着いてしまいました。まあ、たった1駅の違いですから大したことはないのですが、当初の目的の最短コースは分からず終いなので、再度挑戦しなければなりません。あとで地図を調べてみたら、曲がり角を一つ間違えていたことが分かりました。たった一つ違っただけで隣の駅に行ってしまうなんて、まるでバタフライ・エフェクトみたい(…なことはないけれど)ですね。
 
 というわけで、映画「バタフライ・エフェクト」ですが、先週プレミアム・エディションのDVDが届いたので、ようやく今日「ディレクターズ・カット」を観てみました。そう、劇場公開版と違うエンディングがようやく判明するのです。さてどんな結末かと、期待に胸を膨らませて観てみたのですが、これが…まあ、とんでもないオチで、「そりゃ、あんまりだろう!」と、思わずTVの前でひっくり返ってしまいました。確かに、そういう結末にしたい気持ちも分からないではありませんが、しかし…ねぇ。
 
 あんまり驚いたので、和田慎二さんにも電話して結末を話して聞かせたら、やっぱり電話口で「そりゃ、ないだろう!」と叫び声が聞こえてきました。それで、どういう結末にすべきか色々話し合ってみたのですが、やっぱり公開版の結末がベストだろうという意見に落ち着きました。しかしディレクターズ・カットの結末は、二人をのけぞらせる程インパクトがあるワケですから、こちらの方がカルトになる要素充分で、考え方によっては良いのかも知れません。う〜ん、難しいなぁ。さすが、監督二人がシナリオに7年間考え倦んだだけのことはあります。