「ホビット 竜に奪われた王国」は、トールキン原作「ホビットの冒険」の映画化3部作の2作目にあたります。当 然、前作を観なければ内容が掴めませんし、次回作に続く未完の作品です。上映時間も161分と長尺なので、途中で中弛みしないかと少し心配しましたが、そ んなことは見始めた途端消滅しました。次から次へと怒濤の如く凄いシーンが続き、あっという間にエンディングを迎えてしまいます。シナリオもよく練られて いて、観客の興味を繋ぐ要素満載で、しかも、驚きの恋愛要素まで加わって、当初2部構成の予定だったところを3部構成にしたのも納得の出来です。早くも第 3部が待ち遠しいです。
☆☆☆☆☆★★★★★(ジャクソン映画恒例ピーター・ジャクソンのカメオ出演は、今回も同様のパターンです)