MARCH
 2014
Diary

3月16日「ホビットと雪の女王」
 最近、家でDVDとかBLDとかの鑑賞で済ませてしまうことが多くなっている、映画鑑賞ですが、やはり劇場の大画面、大音響で観なければいけません。と いうことで、久しぶりに109シネマズ川崎に行ってきました。そういえば、今春には二子玉川に109シネマズがオープンするそうなので、これからはそちら に行くことになりそうです。
 本日のお題は「アナと雪の女王」と「ホビット 竜に奪われた王国」です。

「アナと雪の女王」は本年度アカデミー賞を受賞したディズニーの3Dデジタル長編アニメです。なにより驚くのは、 3Dデジタル技術の進歩です。特に素晴らしいのが雪と人間の表現力で、雪の質感や人間の骨格の上の肉感なんかもよく表現されて、それでいて、ちゃんとデ フォルメもされているのですから、よくぞここまで作り込んだものだと感心してしまいます。ここまできたら、もう2Dのアニメが必要なくなる日も近いのでは ないでしょうか?少なくともディズニーは、もう2Dアニメは止めたと宣言しているような気がします。その感は、同時上映の短編アニメ「ミッキーのミニー救 出大作戦」に、如実に表れています。
 お話の方でも、旧来のディズニー・アニメの伝統を打ち破る展開を見せていますが、果たしてそれで良かったのか?ちょっと疑問を持ちますが、でも本国では 史上最高の興収をあげているのですから、これも時代の流れなのかも知れません。とはいえ、基本的にミュージカルを受け入れない土壌の日本で当たるかは、大 いに疑問の残るところです。私は大いに楽しめましたが…。
 ☆☆☆☆★★★★(氷の方が鉄よりも堅いなんて、初めて知りました!)
 
「ホビット 竜に奪われた王国」は、トールキン原作「ホビットの冒険」の映画化3部作の2作目にあたります。当 然、前作を観なければ内容が掴めませんし、次回作に続く未完の作品です。上映時間も161分と長尺なので、途中で中弛みしないかと少し心配しましたが、そ んなことは見始めた途端消滅しました。次から次へと怒濤の如く凄いシーンが続き、あっという間にエンディングを迎えてしまいます。シナリオもよく練られて いて、観客の興味を繋ぐ要素満載で、しかも、驚きの恋愛要素まで加わって、当初2部構成の予定だったところを3部構成にしたのも納得の出来です。早くも第 3部が待ち遠しいです。
 ☆☆☆☆☆★★★★★(ジャクソン映画恒例ピーター・ジャクソンのカメオ出演は、今回も同様のパターンです)