JANUARY
 2013
Diary

1月19日「DVD感想集3」

 「王朝の陰謀」
 唐の時代、則天武后の即位に際し、女帝誕生に反対する勢力が暗躍していた。即位式にあわせて巨大な大仏像が建造されていたが、その工事現場で人体が発火するという奇妙な殺人事件が起こる。事件の解決に呼び出されたのが、朝廷に反逆した罪で投獄されていた判事ディーだった。
 ツイ・ハーク製作、監督による、一大スペクタクル伝奇ミステリー。実在の人物だというが、まさに、中国版シャーロック・ホームズ。滅茶苦茶ファンタジーしてるけどね。
 ☆☆☆★★★
 「チャイニーズ・フェアリー・ストーリー」
 「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の姉妹シリーズとあって、ワイヤー・アクション使いまくりですが、流石に食傷気味です。仙女が一杯出てくるのはグーですが。最後の芍薬の独白は名演で、不覚にもホロリとさせられました。
 ☆☆☆★★★ 
 「逆転裁判」
 原作のゲームは知りませんが、こんなにマンガチックだったのでしょうか?ともかく、序審裁判というアイデアは面白いのですが、それを生かし切っていないように思います。裁判をコメディーとして扱うならば、もっと他のやり方があるように思いますし、法廷劇としても、ツメが甘いです。だいたい論理的に穴がありすぎて、これで判決が出せるとは到底思えないのです。この裁判では、どうも、「疑わしきは罰する」という方針のようですし、裁判の公平性から言っても、納得しがたいものがあります。最初の殺人事件だって、銃弾が2度発射されたのなら、被害者の霊が霊媒師に嘘を言ったのではなく、単に勘違いしたのではないでしょうか?
 ☆☆☆★★
 「ベルセルク黄金時代篇IIドルドレイ攻略」
 4℃のアニメ・シリーズ第2章です。この題材をアニメでやる意義がどこにあるのか、よく分かりませんでしたが、今回その意義が垣間見えたような気がします。ガッツは決別してしまうし、グリフィンは拷問を受けるし、鷹の団の連中は無防備のまま罠にはまってしまうし、妖精は出てくるし、次回作が気になるじゃないか!
 ☆☆☆★★★

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