DECEMBER 2009
Diary

12月31日「2009年度年間映画ベスト10とワースト10」

 毎年恒例の「2009年度年間映画ベスト10とワースト10」です。

[ベスト10]
1)「アバター」
驚くべき映像体験!映画史に残る金字塔。絶対にIMAX3Dで観ましょう。

2)「スタートレック
胸躍るSF冒険活劇とはこの作品のことです。

3)「グラン・トリノ」
ハリー・キャラハンに決別を告げた作品。イーストウッドからの最後の挨拶なのか?

4)「ウォッチメン」
原作コミックを忠実に再現しただけでも、凄い執念を感じます。

5)「イングロリアス・バスターズ」
タランティーノ自らが高らかに謳いあげた最高傑作。

6)「スラムドッグ$ミリオネア」
ドラマを地でいく奇蹟の映画。

7)「カールじいさんの空飛ぶ家」
ピクサーとしては普通の出来ですが、それでも並の映画と比べれば非常に良くできています。

8)「チェンジリング」(DVD)
嘘のような本当の話。当時の風景を再現した美術が素晴らしく、アンジョリーナの熱演が胸を打ちます。イーストウッド作曲の音楽も良いですよ。本当はもっと上位にあるべきなのですが、DVDで鑑賞したのでこの位置に置いておきます。

9)「イエスマン “YES”は人生のパスワード」(DVD)
一見ありそうもない設定なのに観客を上手く乗せていく、シナリオライターの技量に感服しました。

10)「チョコレート・ファイター」(DVD)
死人が出ないのが不思議なくらいの超絶アクションの連続!それを可憐な少女がやっているのですから、ホント信じられませんね。

10)「ザ・バンク−堕ちた巨像−」
(DVD)
ともかく、ニューヨークのグッゲンハイム美術館での銃撃戦が凄いんだから。

[ワースト10]
持ち前の勘に従ったので、幸い映画館で酷い作品は観ずに済みました。それでも気になった作品はDVDでチェックしてみましたが、やはり予想通りでした。
10)「GOEMON」
監督のやりたいことは分かりますが、それに付き合わされる観客のことも考えて欲しいと思います。

9)「ザ・ラスト・ブラッド」
ワイヤーアクションとCG、カット割りとアップの多用でアクションをごまかしても、目の肥えた観客には手抜きにしか見えません。

8)「バビロンA.D.」
どんどん盛り下がる展開に、ただただ唖然。付け足しのようなラストには呆れるばかりです。

7)「DRAGONBALL EVOLUTION」
「ドラゴンボール」の皮を被ったカンフー擬き映画。これではファンから総スカンを食らっても仕方がないでしょう。大体どこが大猿なんだ?当然これが今年のワースト1だと思っていたら…もっと凄い作品がありました。

6)〜2)を省いてダントツで…
1)「MW」
意味のないシーンや無駄なカット、余計なアクションが多すぎて支離滅裂になっています。ホント、何のために撮ったのか分からない作品。いったい製作陣は何を考えて作ったのだろうか?存在自体が謎の映画。
では、来年もたくさんの面白い映画に巡り会えますように!