MARCH 2008
Diary

3月22日 「HEROES」 
 最近「HEROES」にハマっています。まだレンタルで第一シーズンの6巻目までしか出ていないのですが、これが面白い!観だしたら止まらない、止められない。まだ途中なのでハッキリしたことはよく分かりませんが、突如世界中に少なくとも36人の超能力者が生まれ、彼らが自分たちの能力に目覚め、何の目的で何故生まれたのかを互いに探りながら、来たるべき未来に立ち向かっていくというお話…のようです。
 
 超能力者集団といえば、「Xメン」や「幻魔大戦」を思い浮かべますが、「HEROES」に登場する超能力者はその種類の多さにおいて決して引けを取りません。それに、個々の超能力と、それを持つキャラクターとのギャップが堪らなく良いんです。特に、未来を予見する能力を持つアイザック・メンデスがコミック・アーティストであるというのが素晴らしい!そして、彼の描くコミックを見て、その通りに行動するヒロ・ナカムラという日本の漫画オタクが抜群に面白い!(…にしても、ヤマガト・インダストリーのヒロ・ナカムラという名前は、明らかに「ヒロ・ヤマガタ」から採ったんでしょうね)不死身の身体を持つクレア・ベネットがチアリーダーだってことが可笑しい!(何故か、要所要所でチアリーダーの衣装を着ているんです!この衣装、血まみれになったり、破けたり、燃えたりしているのですが、一体いくつ着替えを持っているんだ?)
 
 これら一見バラバラだと思われた超能力者達も、話が進むに連れて、どうやら互いに根深い関係があるらしいことが次第に明らかになり、その辺りの謎解きも大変興味深いです。そもそも超能力者の研究をしていたチャンドラ・スレシュ博士は各人のDNAデータをどうやって知り得たのかが謎で、多分過去に組織的な調査研究が大々的になされたであろう事が伺われます。
 
 ジェシカの肩やケンセイ・タケゾウの剣など、場面のあちこちに登場する「才与」を象ったマークも謎です。実はチャンドラ・スレシュ博士の残したコンピュータの画面にも隠れた暗号として見られます。このように背後に東洋の影がちらつきますが、果たして真相は?
 
 ともかく、予想を裏切る展開と抜群の引きで観る者を離さない「HEROES」。第1シ−ズン最終巻が出る4月11日が、今から待ち遠しいです。