JULY 2006
Diary

7月11日 「再会」
 今日は世田谷の病院へでかけて、脳外科病棟に入院中同室だったYさん夫婦にお会いしました。Yさんはくも膜下出血に脳梗塞を併発し、さらに色々あって、手術を5回もくり返したという凄い経歴の持ち主です。本当なら生きているのも不思議なくらいで、私が入院中も歩くことはもちろん話すことも出来ませんでした。それが、久しぶりにお逢いしたら、なんとまあ、歩くわ話すわで、もうビックリです。医学の常識から言ったらとてもアンビリーバボーなことなのですが、人間の回復力とはホントに凄いものだと感嘆してしまいます。
 
 人の命とは不思議なもので、昨日ピンピンしていた人が今日死んでいたり、かと思うと、死の床にいるような人がすっかり元気になったりします。なんとも「ひ弱」で、実に「しぶとい」。とにかく、どんな状況にあってもそう悲観したものではないよと、Yさんに再会して勇気づけられました。
 
 その後、再会を祝して成城の「きた山」でお昼をご馳走になりました。ここはリーズナブルなお値段で美味しい創作和食を提供するお店です。まさかYさんとこんなお店で一緒に食事をすることが出来るなんて!生きていればこそですね。
 
 家に帰宅すると、修理に出していたPCが届いていました。こちらも無事生還した模様です。