1月28日 「2006年の上半期ファンタジー映画注目作予想」
インターネットは有り難いもので、様々な情報を得ることが出来ます。映画にしても、観てもいないのに予告編とか内容紹介で何だか観たような気になってしまいます。そんなわけで、今年注目の作品を一足お先に占ってみます。
「ナルニア国物語第1章:ライオンと魔女」
ディズニーの社運を賭けたファンタジー大作。米国では大ヒットしたので、無事シリーズ化されるようです。ただ日本で受けるかは微妙なところです。かなり宗教がかった内容と子供達のキャスティングに大きな疑問が残ります。画面も演出も良いし面白いとは思いますが、アメリカ製の押しつけファンタジーにはどうも辟易します。映画の日に観に行きます。
「PROMISE-無極-(プロミス)」
美術は素晴らしいです。ちょっと黒沢っぽいところがありますが、この独特の人工世界に馴染めるかが評価の分かれるところでしょう。CGは今一つですが、この程度の方がワイヤー・アクションとマッチしているかも知れません。お話はぶっ飛んでいますが、ファンタジーですからこれも可でしょう。映画の日に大画面で観られたら嬉しいです。
「ナイトウォッチ」
現代における光の眷属と闇の眷属の争いを描いた3部作の第一部!なんてったってロシアのファンタジーです!低予算だろうが、「マトリックス」っぽいところがあろうが、やっぱり本家は違う。宗教性を廃して、純粋にファンタジーしています、多分…。日本でも興行的には当たらないでしょうが、多くの作家に大きな影響を与えることは間違いないはず。カルトになるかも?私は期待しています。 |
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