DECEMBER 2005
Diary

 12月19日 「対決!」
 来年の事を言うのは早いかもしれませんが、78回アカデミー賞の特殊効果部門はかなりの激戦が予想されます。ざっと挙げただけでも「バットマン・ビギンズ」「チャーリーとチョコレート工場」「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」「キングコング」「スターウォーズ・エピソード3:シスの復讐」「シン・シティー」「宇宙戦争」の8作品が有力と思われますが、1月末のノミネート発表には恐らく「キングコング」「スターウォーズ・エピソード3:シスの復讐」「宇宙戦争」の3作品が選ばれることでしょう?

 でも、実質は「キングコング」と「スターウォーズ・エピソード3:シスの復讐」の一騎打ちになるに違いありません。これは言い換えれば、ウェタとILMの対決に他なりません。「キングコング」の劇中で行われたキングコングとティラノ・サウルスの対決は、そのまま「キングコング」と「ジュラシック・パーク」の対決を象徴しています。何だかピクサーとディズニーの対決みたいだし、色々な意味で興味深いです。

 さて、オスカーと言えば、期待されるのがチェン・カイコー監督の中国映画「PROMISE無極」です。映像も素晴らしく、外国語映画賞を充分狙えそうな気がしますが、果たして……?