NOVEMBER 2005
Diary

11月5日 「大山詣で」
 
 今日は5時に起床し、6時に家を出て、新百合ヶ丘まで歩きました。なんてったって、朝早過ぎてバスが無いのです。電車の時間に遅れてはいけないので、事前に最短コースを調べておいたけれど、道を間違えたらアウトなんだから、朝から結構ハラハラしてしまいました。
 
 結局道は間違えなかったのですが、いきなり靴ズレを起こしてしまいました。途中のコンビニでバンドエイドと弁当、飲料水を確保しましたが、先が思いやられます。新百合ヶ丘で7時8分の急行に乗って秦野駅まで行き、ここで他のメンバーと合流しました。本日のメンバーは私とヒサクニヒコさんと「るるぶ」の香月さんと長崎君です。まるで取材旅行みたいですが、私は全く関係ありません。
 
 秦野駅前から8時18分のヤビツ峠行きのバスに乗ろうと思ったら、もの凄い行列でビックリ。秋の行楽シーズンで、久しぶりに晴れたこともあり、今日に集中してしまったみたいです。こんなに客がいてバスに乗れるのかと心配しましたが、ちゃんと臨時バスが3台も走ることになって、事なきを得ました。それでも、これから1時間、満員バスの中で立ち続けなければなりません。
 
 予定外のことが色々起きましたが、なんとか9時半くらいにヤビツ峠に到着。ようやくこれから登山するのですが、靴ズレと立ちんぼでもうすでに足はガタガタです。超初心者コースとは言え、果たして無事に山頂までたどり着けるのでしょうか?ちょっと心配です。でも、周りを見ると、これから登山する人達は皆お年寄りばかりなんですね。最近の年寄りは元気だなあ。
 
 尾根を登って行けば1時間程で大山山頂に着く予定でしたが、日頃の運動不足と靴ズレが祟って、大幅に遅れて到着しました。どうでもいいけど、山頂近くの鳥居で気を緩めると、後が大変です。何だか神社に入ってからが一番坂がきつかったですよ。
 
 本当なら紅葉の時期なのですが、今年は気候が暖かかったせいか、時期が遅れているようです。晴れた日は山頂から富士山が拝めるということでしたが、あいにく靄が掛かって見えませんでした。それにしても、山頂は登山客でごった返しています。なんだか騒々しいので、山頂でお弁当を食べて休憩したら、さっさと下山しましょう。
 
 大山山頂から阿夫利神社方面へ下山して行くと、何だかこっちのコースの方がきつそうです。下から登って来た人達はみんな辛そうでした。そんな中、一際屈強な若者の集団が登ってきて、それを見たヒサさんが即座に「レスリング部だろう?」と声を掛けました。すると若者達が「何で分かるんですか?」とビックリ仰天。ヒサさんの言うところ、筋肉の付き具合ですぐ分かるそうです。さすが、恐竜の研究のために様々な生物の生体研究を重ねているだけのことはあります。
 
 1時間程下りて、無事阿夫利神社に到着しましたが、ここでも神社手前の階段が理不尽な程急勾配で、危険が一杯でした。(しかも手摺りが腐って使えないときています!)これで今日の登山コースも無事終了。この後、神社からケーブルカーで麓の追分駅まで下りて、参道沿いの豆腐料理屋で豆腐懐石を食べました。でも、ここからバス停までの参道がかなり長いんですね。あれこれおみやげ店を見ていたら、意外と時間が掛かってしまいました。
 
 帰りはバスで小田急線伊勢原駅に行き、ここから急行で新百合ヶ丘に戻りました。しかし、さすがに家まで歩く気力はありません。靴が小さかったせいか、靴ズレは起きるわ、つま先は痛いわ、膝も脹ら脛も痛いわ、満身創痍でバスに乗って家に帰りました…とさ。