8月5日 「便利の落とし穴」
しまった!古いクレジットカードを処分してしまった!私のクレジットカードには電子マネー「Edy」が付いているのですが、これは便利な反面大きな落とし穴があるのです。電子マネー「Edy」は各カードごとにお金をプールするので、電子マネー「Edy」付きクレジットカードの場合も、新しいクレジットカードにはプールしたお金が引き継がれないのです。
というわけで、新しいクレジットカードに換えた際、いつものようにカードを切断して処分したので、前のカードにプールされたお金も一緒に捨ててしまったのです。もちろん携帯電話や他のカードの場合も同じで、カードや電話を新しくする時はちゃんと電子マネー「Edy」の継承手続きを行わなければなりません。
何とかお金を取り返せないものかとカード会社に連絡すると、提携している「◯◯カード」の窓口を紹介され、そちらに問い合わせると、Edyを扱っている「◯◯ファイナンス」に問い合わせるように言われて…結局何処に聞いても戻らないと言われてしまいました。まあ、残高がそれ程でもなかったのが不幸中の幸いですが…。
1枚に色々機能が付いているのは便利なようですが、カード会社はクレジットカード機能のこと以外は何も関知しませんので注意が必要です。(例の個人情報保護法のおかげで、関連会社が個人情報を共有する事が出来なくなり、横の繋がりが無くなったのが原因なのでしょうか?)これを教訓にして、これからは「あれこれ新しい物に入るな!」「複数の機能を1つにまとめるな!」を心がけたいと思います。やっぱり「カード(便利)は最小限」「機能や口座は分散」が危険回避の大原則ですね。
しかし考えてみれば、世の中には私のようなうっかり者が沢山いるでしょうから、カードの更新で宙に浮いた電子マネーが沢山発生するに違いありません。すると、この浮いたお金はいったいどうなってしまうのかが気になります。恐らく電子マネーを主催する会社にどんどんプールされて行くのでしょうが、これはどうも納得いきませんねえ。
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