JULY 2005
Diary

   7月7日 「七夕」

 今日は七夕です。天の川に隔てられた織姫(織女星)と夏彦(彦星、牽牛星)が、年に一度再会を許される日です。とは言え、昨今の都市部では織女星や牽牛星はもちろんのこと天の川も見ることが出来ません。昔は東京でも夜空一面に天の川が横たわっている姿が見られ、子供心に宇宙へのロマンと想像を掻き立てられたものです。
 
 天の川はまた、地球が銀河系の一部であるという証でもあります。ですから、七夕の日に空を見上げて願い事をするということは、年に一度銀河の星々に向けて語りかける行為とも言えます。それは又、地球に住む我々が銀河の一員として自覚する機会でもあるわけです。
 
 その意味で、夜空に天の川が見られないという現状は、とても残念なことと言わざるを得ません。ロマンが無いなあ。
 
 天の川の代わりに、銀河の皆さんをご覧下さい。 http://nssdc.gsfc.nasa.gov/image/astro/hst_ngc4414_9925.jpg
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