11月30日 「マッハ!!!!!!!!!!!!!!!!
 
 あれは誰だ!?トニー・ジャー!ついに観てしまいました。この映画、ずっと観たかったんですが、ようやくDVDで観る事が出来ました。なんで劇場で観なかったかと言うと、ワーナー・マイカルでは日本語吹き替え版しか上映していなかったんです。どうしてもトニー・ジャーのかん高い声を聞きたかったんです。だからDVDが出るのをずっと待っていたのでした。
 
 とにかく、この映画は凄い!!!!「CG無し!」「ワイヤー無し!」「スタント無し!」「早回し無し!」の謳い文句通りのとんでもないアクション映画です。ホントにもう、蹴りがまともに顔面にヒットして、体が吹っ飛んじゃうんですから!自動車を飛び越え、人の頭の上を(ホントは肩の上だけど)本当に歩いちゃうんですから!下半身に火を付けて跳び蹴りしちゃうんですから!最後に撮影風景のおまけが付いているんですが、火が熱くて逃げまどうトニー・ジャーとそれを追いかけるスタッフが映っています。でもって、どうやって火を消すかと思えば、砂を掛けるだけでした!消化器使わないのね!!!!!ホントに命懸けなのね。
 
 トニー・ジャーが使う武術はムエタイですから、肘と膝でまともに攻撃します。これがもの凄く痛そうです。というか、まともに当たったら、普通の人は死んじゃいますよ!やられ役の人も充分命懸けです。そう、この映画に出てくる人達はみんな命懸けなんですね。ヒロインだって、巻き添え食って蹴られていますもの。みんながこの映画を作り上げるために命を張っているんです。この熱気は香港映画以上ですね。
 
 それにしても、生身の体だけでこんなに凄いエンターテイメントが出来るなんて、まったく驚いてしまいます。マトリックスの超人技を、特撮を使わずにやっているようなものですから、感動してしまいますね。人間て、こんなに凄いことが出来ちゃうんですから、ホントに素晴らしい!トニー・ジャー、君はもうジャッキーを越えたよ!