11月19日 「PSP!ポケット一杯の幸せ」
 
 午前中に家を出て、まず神楽坂の日本出版社に行きました。矢崎さんと色々話
をして、編集部にも案内してもらいました。なんだか面白いことになりそうな予感がして、今日は幸先が良さそうです。

 次の予定まで時間をつぶそうと途中の秋葉原で電車を降りた途端、総武線が止まってしまいました。なんでも、どこかで人身事故があったそうです。仕方ないので本屋などマニアックな店を覗きながらブラブラ歩いていたら、御徒町まで来てしまいました。御徒町と言えば、昔よく行った量販店の「多慶屋」があります。久しぶりに店内を覗いてみると「たけいや」という名前に反して、相変わらず「安いや」。
 
 その後日比谷線と都営浅草線を乗り継いで浅草橋に行きました。ここも色々安い物が揃っている所です。路上で現在公開中の映画のDVDなんかを売っていますが、やっぱり海賊版なんでしょうか?それにしてはパッケージがちゃんとしているのが謎です。
 
 とにかく様々な誘惑を振り切って、次の目的地である「ジーアティスツ」に向かいました。PSP版ポポロの製作も佳境に入り、現場はフル稼働で製作が進められています。今日は実機で実際に遊べるというので、どのような仕上がりになっているのか見に来たのです。
 
 実は私はまだPSP本体を見たことがなかったのですが、実際に触れてみると、これが実によく考えられた機械であることが分かります。操作感も非常に良く、両手で持った感じも意外なほどシックリと来ます。そして何より、液晶画面の素晴らしさは息を飲むほどで、携帯用ゲーム機の常識を軽く覆してしまいます。
 
 さて、実際にPSP版ポポロをプレイした感想ですが…今言えることは、とにかく…凄い!まるで初めてウォークマンを手にした時と同じような感動を覚えました。これはもうカルチャー・ショックです。もしかしたら、PSPってポポロのためにあるんじゃないのかと思うくらいにマッチしているんですね、これが。

 考えてもみてください。PSPがあれば、ポケットに入れてポポロの世界を持ち歩き、いつでもどこでもその世界に浸ることが出来るのです。もしかしたら、電車の中で突然泣き出すなんて事になるかも知れませんよ。これはまさに、新しい時代の夜明けかも…?