11月20日 「CQ」
 
 午前中にクロネコヤマトが故障したプリンターを取りに来た。メーカーからこちらで梱包する必要はないと言われていたけれど、成る程ちゃんと梱包してくれるんだね。それにしても、クロネコヤマトのパソコン専用梱包箱というのはなかなか良くできている。今度パソコンを修理に出す時は、是非使ってみようと思う。
 
 先日TSUTAYAで借りたDVDを観る。中でも「CQ」がへんてこりんで面白かった。自分自身の私的映画を撮り続けている編集マンが突然映画監督に任命されて、すったもんだするというお話だが、一つの映画の中に複数の映画が内包されて同時進行するという不思議な映画だ。監督のローマン・コッポラはフランシス・フォード・コッポラの息子。当然のごとく製作は父親だし、妹のソフィア・コッポラも、ついでに従兄弟も出演している。
 
 映画の舞台が1969年に2001年の未来を舞台にしたSF映画を撮っている設定で、その映画を2001年に公開するというのも凝っているが、劇中の映画の元ネタ「バーバレラ」と同じ俳優が悪役を演じているというのは凄い懲りようだ。更に特典映像には様々なスタッフが撮ったメイキング6本やドキュメント4本が入っていて、これがまた興味深い。

 特にフランシス・フォード・コッポラの奥さん(つまり監督の母親)エレノア・コッポラのドキュメントは、コッポラ家のホームビデオを観ているようで、なかなか微笑ましい。でもこの映画のドキュメントということは、映画を撮っている映画を更に撮っている映画ということで、なんだかへんてこりんだ。