10月8日 「不遇の作品」

 一応仕事が一段落したので、久しぶりにTSUTAYAに行って新作DVDを借りてみる。長い間お蔵入りしていて、やっと公開されたと思ったら、あっという間に消えてしまった不遇の作品「プルート・ナッシュ」をようやく観る。どんな作品かと少々不安だったが、これが意外にちゃんとしたSFなのでビックリ。セットも凄いし、アイデアも悪くない。でも、話を捻りすぎて、一般客には分かりにくいかもね…っていうか、悪役と主役が入り乱れて気持ちの置き場に困ってしまう。


 10月9日 「修正」

 先日渡した原稿に気に入らない所があるので、自主的に修正作業をする。ちょっと凝った作りにしたので、データの容量が更に増えてしまった。やっぱりDVD−Rで焼く羽目になる。いかん。次回は別の手を考えてみよう。


 10月10日 「取材」

 青山のSCEIに出掛けて、昨日修正した新しいデータを梅崎クンに渡し、「電撃プレイステーション」の取材を受ける。あれこれ聞かれたけれど、頭がボーッとしていて、上手く答えられたか自信が無い。なんだかなぁ〜。床屋に行っておけば良かったなぁ、なんて反省するも後の祭り。


 10月11日 「添削」

 ようやく仕事も一段落したかと安心していたら、あれこれチェックする用事がドドッと来て、ゆっくり出来なくなってしまった。とにかく…次々と…片づけていかなければ!


 10月12日 「桃鉄の日」

 午前中に世田谷のロイヤルホストに出掛けて、三好邦夫監督に会う。いよいよ三好監督が動き出すので、前祝いに必要機器をプレゼントする。といっても、私物のリサイクルだけれど。とにかく、三好監督のこれからの活躍に大いに期待しよう。

 で、一端家に帰ってから、今度は鎌倉に出掛ける。さくまあきらクンの鎌倉邸で「桃鉄」最新作の最終デバック大会が催されているのだ。画面を見てみると、もう完璧版で非の打ち所がない。これでもまだ微調整をする気なのだろうか?凄いねぇ。横綱相撲だね。ついでに鎌倉駅前の料理屋で「秋刀魚の刺身定食」を奢ってもらう。いや〜っ、ここの秋刀魚は相変わらず旨いなあ♪


 10月13日 「体育の日」

 今日は訳の分からなくなった「体育の日」。連休を作るために国民の祝日を気軽に移すということは、日本がいかに歴史を顧みず、文化を大切にしない国かという証だ。昔は「体育の日」と言えば「晴れ」の特異日だったのに、こんな了見で祝日を移動させるから、闇の精霊が大暴れするようになってしまうのだ…きっと。


 10月14日 「天国と地獄」

 今日は待望の第6話のアフレコがある。意気揚々とスタジオに出掛けて行くと、越智監督が浮かない顔をしていた。こういう時は何か悪い知らせがあるのだろう。フムフム…私はまだ観ていないけれど、そういう事もあるんだねぇ…。

 …という暗い話はさておき、今日の出来はとにかく期待通り素晴らしかった。いや、期待以上だ。まさにポポロパワー炸裂の痛快作!私の好みにジャストミートの面白さ!いやホント、今回は原作者という立場を離れ、一ファンとして十分楽しませてもらいました。まさに本年度最高傑作!大爆笑で、先ほどの悪いことも吹き飛んだ。