4月21日 「大改造」
 
 ついに部屋の大改造を開始する。しかし始めてすぐ、これが如何に無謀であるかという事に気が付く。机を移動させようにも、障害物がありすぎて動かせない。仕方なく机を分解する。分解して、運んで、また組み立てる。しかも二つも!
 
 今まで使っていた机はパソコンデスクとして様々な機能が付いていたけれど、結局使い勝手を考えたらそんな機能なんて全く必要ないことに気が付いた。まさに"Simple is best" だ。余計な稼働棚や金具を取り外し純粋な机だけにすると、スペースの無駄もなくなって、これが見事に使い易い。
 
 なんとか机の移動は完了したが、積もり積もった本の山はどうすることも出来ない。効率的に本を整理するには、やはり箱詰めが一番だ。というわけで、段ボール箱を買いに出掛ける。ところがあちこち廻ってみても段ボール箱が品薄状態になっている。よくよく考えてみれば、引っ越しシーズンが過ぎたばかりじゃないか。仕方なしに売れ残りの3箱だけ買っておく。これじゃ殆ど片付かないけれど、少しは気休めになるだろう。
 
 それにしても今日の「ERⅧ・緊急救命室」には思わず唸った。大勢の登場人物が複雑に絡みながら一つの物語を構成していくシナリオの妙にはいつもながらに感嘆させられるが、今回は特に素晴らしかった。病院内を徘徊する蜘蛛が病院内の人々の絆を糸で繋いでいく演出がニクイ。しかも「子供の病」という重いテーマを、時に辛辣に、時にコミカルに描いてみせる手腕はまさに見事と言う他ない。そして、これが毎回なんだからね。全く驚愕の番組だ。