4月6日 「アトムの名はアストロ」
 
 朝9時「ねこまんま」の高峰至クンが家にやって来て、一緒にTVアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」を観る。アトム生誕前日に、手塚治虫先生に瓜二つの高峰クンとアトムのアニメを観るというのがミソだ。そして午前9時30分。第1回目の放送が始まった。
 
 しかし、のっけから新しい主題曲に戸惑ってしまう。海外市場を意識したキャラクターにも何か違和感を感じてしまう。何しろシブガキは金髪の白人だし、ケンイチは黒人になっている。ワールドワイドなマーケットを考えての変更だろうが、やっぱり寂しさを覚える。動画枚数は普通のTVアニメの倍はあるので非常に良く動いている。しかも、これってセル画じゃない?だとしたら、柔らかい線や色への拘りなのだろう。ホントに贅沢な作りだなぁと思う。
 
 それにしても名前の由来が「Astro Tech Omni Modality project」(宇宙技術総合形態計画?)の頭文字とは驚きだ。海外版では最初の言葉を名前にしたというワケだろう。なかなか上手いことを考えたものだ。冒頭でアトムが目覚める時、アトムの記憶の中に天馬博士と飛雄の家、それにロビタが数カット登場する。つまりロビタは飛雄の守り役だったのだろう。

 いきなり原作と全く違う始まり方をしたが、天馬博士は何故アトムを手放したのだろうか?まあその辺りの経緯はこれから徐々に明らかになっていくのだろう。今後の展開に期待したい。でもやっぱり、シブガキが金髪というのは理解出来ないなぁ。