2月7日 「懐かしのハマー・フィルム」
 
 昔よく観た英国ハマー・プロダクションの作品群がDVDになった。良い時代が来たものだ。特にクォーターマス博士のシリーズが入っているのが嬉しい。どうせなら「原子人間」も入れて、完全版にして欲しかった。また「蛇女の恐怖」はあるのに「妖女ゴーゴン」が無いのも寂しい。しかし「恐怖の雪男」や「悪魔の花嫁」が入っているのは大したものだ。それにようやく「魔獣大陸」の日本語版が出たのは良かった。日本公開時併映された「炎の女」も是非出して欲しいところ。
 
 改めて観ると、英国映画らしく登場人物が論理的にテキパキ行動しているのがなかなか小気味良い。さすがに特撮やメイキャップはかなり見劣りするけれど、伝統芸の張りぼて怪獣の演技が微笑ましい。話は意外と面白いので、今のCG技術でリメイクしたら結構行けるかも知れない。