1月6日「仕事始めらしい」
 
 普通の会社は今日が仕事始めらしい。おかげであちこち電話を掛けたり掛けられたりで急に忙しくなった。去年中に仕事を片付けていなかったので、今月にしわ寄せが来てしまった。とにかく年の初めからバタバタしているので、日記を書くのもおぼつかない。これがまだ序の口なのだから、これからどうしたものか?う〜ん、今年は色々面白いことが控えているので、何かと大変な一年になりそうだ。身体を壊さないように、騙し騙しゆっくりとマイペースで切り抜けたいと思う。
 


 1月7日「消滅!」
 
 郵便局に寄るついでに新しいズボンを作ろうと駅前のジーンズ・ショップに行ってみたら、何と店が無くなっていた。それどころか周りの店も6軒ばかり一緒に消えて、ポッカリ空いたその区画が駐車場になっていた。店が無くなったことより、それに今まで気が付かなかった自分に呆れてしまう。私が知らない間にも、世の中はどんどん変化を続けているんだなぁ。あの店主とその家族は今頃何処で何をしているんだろうと思うと、時の移り変わりが身に浸みた。
 


 1月8日「BOOK OFF」
 
 郵便局に行くついでに、近所に新しく開店した「BOOK OFF」に寄ってみる。うひょっ!本もCDも100円なので、まるで100円ショップみたいだ。それに書籍を見て廻ったら面白いことに気が付いた。本の種類がバラバラで傾向が無い。普通の書店だと、何かしら仕入れに傾向があるのだが、ここにはそれが見られない。
 
 もちろんベストセラーや漫画の単行本などは当然のごとく出版部数に比例してその在庫量も多くなるけれど、普通の本屋には絶対置いていないような本まで沢山見られる。まぁその辺が古本屋の醍醐味なのだけれど、それにしてもこのバラバラさ加減は楽しい。おかげで驚くような本を色々発見出来た。しかも古本専門店でプレミアが付きそうな本も必ず定価より安いと来ている。これはちょっとクセになりそうだ。
 


 1月9日「BOOK OFF再び」
 
 ネットで注文していた本がドドッと来た。通販はわざわざ書店を探し廻らなくて良いのが有り難い。でもそれでは運動不足になるので、やっぱり散歩がてら本屋に出掛けてしまう。そう言えば家の近くに「BOOK OFF」が2軒あることを思い出した。ついでにもう一軒の方に寄ってみよう。
 
 駅の近くにある方の「BOOK OFF」に寄ってみたら、ここで意外な物を発見してしまった。こんなところに「バクダットの盗賊」(1924年)のDVDが!洋版はもっているけれど、やっぱり日本語字幕は有り難い。しかも破格の値段!嬉しいので即座にゲットする。しかし、他にもいくつか気になるソフトを発見してしまった。恐らくこの機を逃したらもう二度と手に入らないのではないかと思うので、暫し考え込む。う〜ん、明日又来よう。

 
 1月10日「処方箋」
 
 朝から車で病院に出掛ける。薬が切れたのでまとめて処方してもらう。ただでさえ混んでいる病院だから、二つの課を梯子するとかなり時間が取られる。外科では今日から新しい薬を処方された。注意書きを読むと、何でも眠気を誘う副作用があるらしい。ゲゲゲッ!これを飲んだら車を運転できないじゃないか!これは要注意だぞ。
 
 帰りに久しぶりに「味の民芸」でうどんを食べる。ここは和風ファミレスだけれど、意外と味がしっかりしている。うどんも手打ちだからなかなか良い。しかも日々新しいメニューを開発しているので、たまに来ると結構楽しめる。
 
 今回も新しいメニューがあったので、試しに注文する。「チャンポンうどん」のセットを食べてみる。ふ〜ん、うどんではどうかと思ったけれど、これがなかなか美味い。「高野豆腐の炊き合せ」も良い味出している。ついでに「ミニネギトロ丼」も注文したら、ワサビと一緒に黒コショウが付いてきた。ネギトロに黒コショウ?まぁ、マグロの大トロはサシの入った和牛に似てなくもないから、黒コショウも案外合うかも知れない。試しに黒コショウを掛けて食べると、成る程洋風の味がした。でも、なんだかもったいないと思うのは、貧乏性からだろうか?