11月25日「パワー!」
 
 散歩のついでに例によってTSUTAYAに寄る。休日が過ぎたので貸し出し中の物がボチボチ返却されているだろうという読みだが、案の定狙い目のタイトルが戻っていた。
 
 「小林サッカー」は公開より1年以上前からシネマニアのコーナーで紹介していたが、実はまだ観ていなかったのだ!入院など色々事情があって、観るタイミングを逸してしまったのだが、ようやく観ることが出来た。いやぁ、これは面白い!今年観た映画の中で、面白さではダントツかも知れない。映画の出来は荒削りだけれど、そこがまた良い。というか、だからこそ全てのオチが効いてくる。漫画そのまんまのくだらないアイデアも、強引な展開も全て許される。なんだこの映画?と思いながらも、笑って泣いて元気が出る、とっても嬉しい映画だ。表面上は稚拙に見えても、実は脚本や構成がしっかり作り込まれているからなのだろう。さぁこの調子で、次は「アストロ球団」や「黒い秘密兵器」のような驚愕の野球映画を作って欲しいなぁ。
 
 「アザーズ」はオーソドックスな手法で怖がらせると前評判が高かった作品なので、期待してみたけれど…
そ、そのオチはないとシャマラン!(自主規制)それだけは避けて欲しかったので、ちょっと納得いかないなぁ。でも、雰囲気は非常に良く出ていました。
 
 その他外れも多々あって、意気消沈気味だけど、そんな時には「小林サッカー」で、再びパワー全快!