7月5日

 新横浜のビックカメラでDVDソフトを買う。しかも禁断の「STAR TREK THE NEXT GENERATION」スペシャル・プレミアム・ボックスに手を染めてしまった。中身は通常版と全く同じなのに、ケースだけのためにわざわざ高い値段の方を選ぶなんて、まったくマニア心とは困ったものだ。しかも一度高い方を選んだら、ケースを合わせるために、これから先もずっと高い方のボックスを買わねばならなくなるじゃないか!自分でも呆れてしまうぞ。

 昨日ようやくマックでDVD−Rが焼けるようになったので、早速DVD−Rも買ってみる。台湾製の安いDVD−Rなら398円!いやぁ安くなったもんだ。CD−Rのようにもう一桁安くなったら、ビデオテープの時代が終わる日も近いね。

 DVDで鞄が重くなったところで、新横浜を後にして関内に向かう。別に横浜ベイスターズの試合を観に行くわけではない。関内の「せんたあ画廊」で今日から柳原良平さんの個展「アンクルの日」が始まるのだ。今日はオープニングパーティーがあるというので、ヒサクニヒコさんと待ち合わせることにしているのだが、どうも「せんたあ画廊」の入っているビルの名前を間違えてしまったようで、なかなか画廊に辿り着けなく、すっかり遅刻してしまった。

 「せんたあ画廊」でヒサクニヒコさん夫妻や古川タクさんに合流し、私の快気祝いをしようということで、一緒に伊勢佐木町に向かう。途中、伊勢佐木町に去年オープンした「横浜カレーミュージアム」に寄ってみる。入り口のお姉さんの指示に従ってエレベーターに乗ると、エレベーター内に飾ってあるインド人の写真が突然喋り始めた。おおっ、なんかディズニーランドのホーンテッド・マンションみたいで面白そうじゃないか。

 館内は大正ロマンあふれる横浜港町を再現し、カレーに関するミュージアム展示やアトラクションを楽しみつつ、街角や船上にある様々な店でカレーを食べることが出来るようになっている。丁度「全国レトルトカレーフェア」をやっていたのでいくつか買ってみたら、重い鞄が余計重くなってしまった。

 さて、もちろん伊勢佐木町に来た目的は龍鳳だ。ようやく肉が食べられるようになったので、快気祝いで龍鳳の餃子を食べることになった。しかし、いきなり中華というのはかなり大胆かもしれないなぁ。相変わらず龍鳳の餃子のおいしさは謎だが、今まで食べるのを我慢していたせいか、他の料理も今日は全部おいしかった。

 帰りの電車内、肩に食い込む鞄の重みが明日から始まるカレーの日々を告げているようだった。いくら肉を食べられなかった反動とはいえ、こりゃ買い過ぎだったかもしれないなぁ。