新作DVDが発売されるので、新横浜のビックカメラに行く。新横浜の駅に着くと、平日だというのに団体客でごった返している。そういえば6月9日には「日本×ロシア」戦が横浜国際総合競技場で行われるんだ。考えてみれば、地方からでも新幹線でワールドカップを観戦に来れてしまうとは非常に便利な立地条件だなぁ。

 さてビックカメラに行くと、困ったことに「プリズナーNo.6」のコレクターズ・ボックスを見つけてしまった。このテレビシリーズは昔から何度も観る機会があったけれど、結局全話観ることが出来なかった。そのせいかどうかは知らないが、とにかく非常に難解なドラマで、始めから終わりまで何が何だかよく判らなかった。

 果たしてNo.1は誰なのか?No.6の持っている情報とは何なのか?そもそもNo.6の本名や彼のいる村の正体も判らない。全てが謎に包まれていて、観ているこちらの方が閉塞感にさいなまれてしまう。主人公がプリズナーなら、観ている方だってまさに「情報のプリズナー」だ。謎が謎のままで終わるなんてどうもやりきれない。そんな気持ちを長年持ち続けてきたが、主役のパトリック・マッグーハンによれば「全ての謎の答えは本編の中にある」そうだ。それが本当ならば観なければならない。というわけで、まんまとコレクターズ・ボックスを買う羽目になった。しかし、本当に謎が解けるのだろうか…ね?