NOVEMBER 2009
Diary

11月1日「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

 今年の6月に急逝したマイケル・ジャクソンによるロンドン公演のリハーサル風景を描いたドキュメント映画です。本来なら最後のコンサートのメイキング映像だったですが、コンサート自体が幻となってしまった今、実際のコンサートの片鱗を味わえる貴重な映像となりました。
 中で歌われている曲は順に「Wanna Be Startin' Somethin'」「Jam」「They Don't Care About Us」「Human Nature」「Smooth Criminal」「The Way You Make Me Feel」「Shake Your Body」「I Just Can't Stop Loving You」「Thriller」「Beat It」「Black Or White」「Earth Song」「Billie Jean」「Man In The Mirror」「Heal The World」です。
 リハーサルとはいえ、完全主義のマイケルの熱演と上手い編集のおかげで、まるでライブを観ているような臨場感を味わえます。ただじっと座って映画鑑賞しているのがもったいなく、これは是非ともコンサートホールで公開して欲しいものです。アカデミー賞のドキュメンタリー部門も狙えるかも?
 もっとも、個人的にこの作品に対して無条件に賛同出来るかというと、それにはどうしても疑問符が残ります。故人の偉業を讃えることには全く異議はないのですが、やや神格化した扱いに、ドキュメンタリーとして多少の違和感を覚えてしまうのも正直なところです。
 それにしても、女ギタリストのオリアンティが格好イ〜ですね♪この映画で一番得しているのは彼女だと思います。