OCTOBER 2007
Diary

 10月31日 「ヘンテコ映画」
 ここのところしばらく日記を休みがちでしたが、ようやくヤマを越えたので、少しは復帰できそうです。とは言え、映画館に行くのはまだまだ厳しく、しばらくDVD鑑賞で我慢するしかなさそうな状況です。
 
 最近観たDVDの中でも「スターレック 皇帝の侵略」と「西遊記リローデッド」は、特にヘンテコな作品でしたね。
 
 「スターレック 皇帝の侵略」はフィンランドのスター・トレックファンが総力を結集して作った、恐ろしくマニアックな映画です。出演者は素人だらけのヘタレ演技だし、セットも殆どありません。それなのに、CGは本家に勝るとも劣らない本格派です。宇宙戦闘シーンなんかホントに凄い!このライブとCGの信じられない落差には、とにかく驚かされます。
 
 CGの凄さでいったら、「西遊記リローデッド」なんか、もう無茶苦茶です。クォリティーはTVゲーム並で今ひとつですが、なんと言ってもその物量が凄い。技術をカバーすべく、手間暇惜しまず、人海戦術で作ったのでしょう。さすが人材豊富な中国と、変なところに感心してしまいます。
 
 それと国民性の違いでしょうか、話の展開も笑いのツボも、どうもシックリ来ません。なんでこんな演出をするのか、理解に苦しむところも多々あります。凄い物を作ってやろうという意気込みだけは充分伝わってきますが、この凄い映像とヘタレな話の落差は、いったい何なんでしょう!?そして、何だかんだ言いながらラストに感動してしまっている自分は、いったいどうしたことでしょう?(このラストは意外と好きです…)う〜ん、変な物を観てしまったなあ。
 
 映画の感想ついでに、気になるトレーラー10月最終号も…。

「I am Legend」
出来が心配でしたが、なかなか良い雰囲気です。

「Kung Fu Panda」
声優も体型で選んでいるような気がします。…にしても、サルの吹き替えはジャッキー・チェンかい!

「Rambo(aka: John Rambo)」
邦題がそのままタイトルになりました!ほとんどスプラッターの殺人鬼です。

「Stephen King's The Mist」
これも心配でしたが、なかなか面白そうですね。いつも掴みはOKのキング節ですが…ラストまで面白いことを祈りたいです。