APRIL 2007
Diary

  4月24日「始動だってばさ!」
 午前10時に近所のTSUTAYAに急行。今日は半額デーなのです。新旧のDVDが、あれもこれも半額で借りられるのです。うむむ、ようやく「時をかける少女」とか「プラダを着た悪魔」や「王の男」や「インビジブル2」とか「スネーク・フライト」が観られるぞ!(「スケバン刑事」もね…)
 
 しこたまDVDを借りて、一旦家に帰り、再び出かけました。向かったのは護国寺です。この駅も久しぶりですが、外に出て驚きましたね。目の前に講談社の巨大な建物がそびえていました。旧館は残っているのに、新館の方が消えいます。打ち合わせに使っていた喫茶店もろとも飲み込むように、巨大な社屋が建っていました。脳内出血で倒れてからず〜っと疎遠になっていたので知りませんでしたが、大変な変わりようです。
 
 ものものしい警備の中、受付で入館手続きをして、P編集部の小川さんに来てもらい、エレベーターに乗ろうと待っていたら、何だか見覚えのある顔が現れました。おおっ、イブニングの梶原クンではないですか!梶原クンは大学漫研の後輩で、昔少年マガジンで「斬りこみマンガ塾」を連載していた時の担当です。なんてグッドタイミングなんでしょう。後でイブニングにも寄ってみようっと。
 
 エレベーターで上に昇り、洒落た社員食堂で仕事の打ち合わせ。用意しておいた三つの案のうち、一番面倒な作品が好評で、これをやることに決まりました。長い間暖めていた作品だけに私もやる気十分ですが…、絶対面白いということも分かっていますが…、海外の友達にも胸を張って見せられる作品ですが…、なにぶん私は病み上がりなのでちょっと不安が残ります。漫画を描く作業は実は肉体労働だったりするので、やっぱり体力のことが気になるのです。「TOWN(仮)」の仕事もあるし、これから結構きつくなるかも知れません。でも、両方とも目に見えない「流れ」を感じるので、きっとやるべきなのでしょう。まあ、やりこなす術も心得ているし、公算が無いわけではありませんから、きっと大丈夫でしょう。
 
 帰りにイブニング編集部に寄って、梶原クンと近況報告や寺沢大介クン(彼も後輩です)のことなど訊いてから玄関ホールに下りました。P編集部の担当編集員はポポロと桃鉄のファンだそうで、「TOWN(仮)」共々新作にもの凄く期待されてしまいました。うひゃ、責任重大だなあ〜。ポポロの方は、まだ確実なことをお伝えできないので、もうしばらくお待ちください。そのうち何か朗報があるかも…?
 
 護国寺からの帰る途中半蔵門で下車し、もと岩崎書店にいた飯野寿雄さんが創設した「ハッピーオウル社」に寄って、あれこれ業界の話をしました。ここが出版した「ちいさい いすの はなし」を頂きましたが、これはなかなか良い本ですよ。地道に良い仕事をしているなあと、感心させられます。私も頑張らなきゃね♪