AUGUST 2006
Diary

8月24日 「スーパーマン・リターンズ」
 今日は「メルシャン品川アイマックスシアター」へ観に行きました。なにしろここでは3Dで上映されているのです。IMAXの大画面で、更に3Dですからね。なんか凄そうですよ。今年の夏はアメリカのコミコンにも行かなかったし、何かイベントが欲しかったところなので、和田慎二さんも誘ってみました。
 
 アイマックスシアターは全席自由なので、先に入場券を買って整理券をもらい、食事で時間をつぶしてから指定時間に入場することにしました。入り口で3D(偏光)メガネを受け取り中にはいると、吹き替え版であることや夏休みということもあって、結構親子連れも多いようです。それでも客席は充分すぎるくらいあるので、楽々で好きな席に座れました。まあ、ちょっと真ん中すぎたけれど…。さて、映画の方は如何でしょうか?
 
 いや、凄い!一部3D上映ではありますが、よく飛び出ています。もう、スーパーマンが場内を縦横無尽に飛び回って大変です。飛行機が墜落するシーンでは折れた翼が観客を直撃するし、思わず仰け反るシーンの連続です。スーパーマンの浮遊感を出すという点でも、この3Dは最高の表現手段だと思いますよ。そして何より凄かったのが、息も掛かる程どアップで迫ってくるロイスやクラーク(共に前より若く、綺麗になりました)
の顔です。いや、これには驚いた!そんなに近づいて、目のやり場に困ってしまいますよ、ホント。もしこれが大好きなスターだったら、観客にとっては至福の瞬間でしょうね。3Dにこんな使い方があったなんて今まで気が付かなかったけれど、人によっては病みつきになること請け合いです。

 まあ、そんなわけで、3Dが余りに凄かったので、肝心のお話の方が吹っ飛んでしまいました。それに、結構隠し球的お楽しみ要素も多いので、内容について紹介することもままなりません。そういうことですから、感想もなかなか書きにくいです。とにかく「スーパーマン・リターンズ」は、クリストファー・リーブ版の「1」「2」を見事に継承した、素晴らしく良くできた作品だということだけは言っておきましょう。
 
 日本語吹き替え版では、劇中ロイス・レーンが「スーパーマンとはやりつくしたわ!」と、思わずドッキリするようなセリフを吐いています。もちろんその後に「取材をね」と付け加えていますが…。すっかり忘れていましたが、クリストファー・リーブス版の「スーパーマン2」で、スーパーマンは普通の人間になりたがって、一時超能力を無くしたことがありました。その時ロイスと婚前旅行なんかしてましたっけ…。

 ところで、何故あえて吹き替え版を観たかというと、もちろん3Dだからです。字幕が邪魔になるかと思ったのですが、実は画面下に現れる3Dサインを見落とさないためには、字幕版の方が良かったかも知れません。

 
☆☆☆☆★★★★(IMAX3D版を是非体験してみましょう。IMAX3D鑑賞にベストな座席は最後部の真ん中だそうです。でも、高所恐怖症の人には奨められませんよ)