JUNE 2006
Diary

 6月12日 「リサイクル展」
  今日から24日まで京橋のアートスペース・キムラ「ASK?」で「大人のまんが家13人のリサイクルアート展」が開かれます。参加しているのは、秋竜山/ウノ・カマキリ/久里洋二/サトウサンペイ/しりあがり寿/種村国夫/ちばてつや/二階堂正宏/ヒサクニヒコ/古川タク/みつはしちかこ/森田拳次/矢野徳(敬称略)の13人です。(人数は今流行の最後の晩餐にひっかけたのでしょうか?)ジャンルは様々ですが、久里さんのかけ声で集まった人達です。作品のコンセプトはリサイクルということで、廃品を利用した作品が展示されています。
 
 今日は会場でオープニング・パーティーが開かれるというので、私も行ってみました。ちょっと遅れて行ったので、すでに会場は超満員で身動きが取れない状態でした。ヒサさんや古川さんら顔なじみの人達に挨拶を済ませて帰ろうとすると、二次会にも来るように言われてしまいました。なにしろ今日はワールドカップの日本Xオーストラリア戦がありますから、みんなすぐに帰って人数が足りなくなるだろうというワケです。
 
 これも何かの縁と、二次会会場の料亭へ行ってみましたら、なんとここも満員の様子。誘われるままに席に着くと、先日手塚治虫文化賞を受賞したばかりの小野耕世さんがやって来まして、私の隣にすわりました。実は一昨年、川崎市民ミュージアムでBD展が開かれた時、小野さんには会っているのですが、いくらなんでも覚えていないだろうなあと思ったら、しっかり覚えていたのでビックリ。(敬語略)あの展示会場にあったメビウスの作品はすべて私が所蔵しているモノですよとちょっと自慢したら、「それは大いに自慢に値します」とお褒めの言葉を頂戴しました。これを皮切りに、小野さんとしばしBD談議に花が咲きました。
 
 すると、隣の古川さんから英語版「やぶにらみの暴君」の情報が!おおおっ、そんなモノが残っていたのか?ポール・グリモーが再編集というか作り直した「王様と鳥」はDVDで持っていますが、その出来にはどうも納得できません。やっぱり昔(アニドウの上映会で)観た「やぶにらみ…」の方が良かったなあ…。