NOVEMBER 2005
Diary

11月10日 「と〜んでもない映画!」

 最近立て続けにヘンテコな映画をDVDで観てしまいました。まず1本目が「フォーガットン」です。TSUTAYAでずっと貸し出し中だったのを、ようやく借りることが出来ました。巷でトンデモ映画との評判だったので気になって仕方なかったんですが、観てみたら、まあ本当にとんでもない作品でした。だいたいキャスティングからして、してやられたという感じです。だって、ジュリアン・ムーアを始め、演技派の役者ばかりで固めた布陣ですからね。当然心理サスペンスを期待してしまうでしょ?それが突然アレですから、そりゃ唖然としてしまいますよ。この衝撃ときたら、ちょっと今まで観たこと無い位ぶっ飛んでますね!
 
 まあ、大統領が「インテリジェント・デザイン」(知的計画、ID)説を支持するような国ですから、こんな映画が出来ても不思議ではないでしょうが、それにしてもこりゃあ掟破りじゃないでしょうか?とにかく一度観たら、夢に何度も出るくらい、決して忘れられない作品になることでしょう。
 
☆☆★★★★
作品としてはなんですが、他人に勧めて驚かせたい気持ちになります。
(☆は個人的好き度、★はお奨め度。ただし赤はマイナス!)

 そしてもう1本は、どうしようもない位に下らない「尻怪獣アスラ」です。いやもう、これは本当にとんでもなく下らない映画です。(一部、下っていますが…)だって、尻怪獣ですよ!何考えているんでしょうね?いや、何も考えていないのかも?怪獣の名前の「アスラ」というのは日本で勝手に付けた名前ですが、何故そんなタイトルを付けたかは、主題歌(?)を聞けばすぐに分かります。(著作権に引っかからないか心配ですけど…)原題は「RECTUMA」(「RECTUM」は直腸ですから、直腸怪獣ということになり、元ネタとは「ちょう」繋がりか…?)でこれが正式名称です。宣伝文句に「ニッポン怪獣特撮 激リスペクト!」とありますが、「リスペクト」というのにはちょっと抵抗があります。まあ、チープなパロディお馬鹿映画ということで笑い飛ばしましょう。

☆★ 
教訓:術後は必ず塩水で洗浄しましょう。怪獣マニア限定作品。
(☆は個人的好き度、★はお奨め度。ただし赤はマイナス!)