JULY 2005
Diary

  7月8日 「白い巨塔」
 
 午前中に仕事を片付けて、午後から東京ビッグサイトに向かいました。第12回東京国際ブックフェア2005のために京都から出町書房の斉藤クンがやって来ているというので、会場で待ち合わせしたのです。
 
 折角なので、アドビのブースで「Creative Suite2」の実演を見たり、マンガショップで「オオカミ少年ケン」の単行本を3割引で買ったりしました。(さすがに「風のフジ丸」全3巻というのは値段的に気が引けましたが…)これから発売される本の紹介や洋書の安売りなどもあって、業者でなくとも結構楽しめるイベントだと思います。
 
 会場を回った後、斉藤クンと一緒に豊洲の日本ユニシス本社へ行き、ちょっと話し合いをしました。去年からの懸案事項ですが、ひょっとしたら面白いことになるかも知れません。(多分に希望的予測ですけれど…)
 
 用事を済ませたところで、斉藤クンが宿泊している「パークタワー」へ向かいました。例の堤オーナーが最後の置き土産として建てた高級ホテルです。芝公園に白くそびえ立つその姿は、さながら「白い巨塔」のようです。建物の内部は中空になっていて、どうも無駄なスペースが多そうな設計ですが、京都宝ヶ池プリンスホテルのドーナツ型よりはマシでしょう。
 
 驚いたのはホテル内にコンビニがある事ですが、周りに何もない立地を考えると観光客には有り難いかも知れません。地下にボウリング場があることも驚きですが、土日ともなれば周辺の住人がここまで遊びに来るのでしょうか?何だか高級ホテルのイメージにはそぐわない気がして、どうもこのホテルのコンセプトが今一つ飲み込めません。それはそうと、客室からの景観はなかなか素晴らしいです。周りに遮る建物が無く、東京タワーを独り占め出来るというのが良いですね。
 
 その後、ホテル内の「天芝」で斉藤クンに食事をご馳走になりました。いつも奢ってもらってばかりいるので、そろそろ仕事でお返ししないといけません。いずれ…いや、もうすぐ…しますから。