1月10日 「寺家のふるさと村」
 
 朝から仕事をしていたら、近所に住んでいる大学時代の同級生から電話があって、急遽「寺家のふるさと村」に行くことになりました。昔ながらの農家や懐かしい自然の姿が残されている場所だというので、ちょっと面白そうじゃないですか。
 
 普通の道を車で進んでいくと、小高い丘に囲まれた所にいきなり昔ながらの農村風景が広がりました。ちゃんと鎮守の森や水車小屋や池もあって、まるで田舎の箱庭のようです。
 
 レストラン四季の駐車場に車を停めて、早速付近をウォーキングしてみました。一般的なハイキングコースでなく、わざと畑の畦道を歩いてみたり、思い切って山の中に足を踏み入れると、結構冒険気分を味わえます。もちろん街灯や標識など一つもありませんから、夕方に山に入ったら迷子になってしまいそうです。もしかして本当に、遭難した人もいるんじゃないでしょうか?
 
 一時間ほど歩いたらお腹が空いてきたので、レストランに戻って食事することにしました。友達がここの「ちらし寿司」を奨めるので、試しに注文してみると、具が器からはみ出す程のボリュームなので驚きました。とにかく具が山盛りで、食べても食べてもなかなかご飯が見えてきません。それにしても、山に囲まれたこんな場所でこんなに山盛りのちらし寿司が食べられるなんて、何だか不思議な感じです。
 
 お腹が一杯になった所で、ちょっと甘い物が食べたくなりました。帰りに前から気になっていた「木陰茶屋」に寄って、各グランプリ受賞で名高いケーキをいくつか買ってみました。家に帰って食べてみると、確かに美味しいです。あまり知られていないけれど、ここは確かに隠れた名店かも知れませんね。