9月3日 「死人と非死人」
 
 先日借りたDVDを返しにTSUTAYAに行ったら、なんと「アンデッド」を発見。アメリカでもまだ公開していないのに、日本で既にレンタル屋に並んでいるなんてビックリだね。(と思ったら、オーストラリア映画でした!)ネットで予告編を観て、なかなか面白そうだったので借りてみる。
 
 観てみたら、これが予想通りの超B級ホラー作品だった。序盤、なかなかのどかなゾンビ映画だなと思っていたら、次第にとんでもない展開になって行って、あれよあれよという間に仰天の結末をむかえた。結構魅力的な映像もあって、久々にB級のパワーと可能性を感じさせてもらった。しかも製作費が、たった7000万円なんだって!この監督は、いずれ何かやってくれそうな気がする。(多分)
 
 それに引き替え、同時に借りた「ホーンテッド・マンション」は、ディズニーらしく安定感のある手堅い作りになっていた。映像もシナリオも上質なのだが、ディズニー印なので、一定の枠からはみ出すことが出来ないのが不満の残る所だ。この技術と財力を持って、韓国あたり(決して日本と言えないところが悲しいけれど)が作ったなら、相当恐くて凄い作品が出来るに違いない…なんて思ってしまう。
 
 渡辺元読売巨人軍オーナーが「パ・リーグに行ってもいい!」と発言して、新聞各紙で話題になっているけれど、これは「パ・リーグに行く!」と言うべきじゃないのかなぁ。もしくは「パ・リーグに裏巨人軍(出来れば「侍ジャイアンツ」という名前が良い)を作る!」と言っても面白い。いずれにしても、一球団に球界全体が振り回されるという構図は、だれが見てもおかしい。これまで暗黙のうちにこのような状況を許してきた、球界やマスコミ全体の責任だが、やっぱり一球団におんぶにだっこして、経営努力を怠ってきたオーナー達が一番悪いと思う。