4月1日 「第三の選択」
 
 今日はエイプリル・フールだ。世界各地の気の利いたTV局では恒例の大嘘番組を放送していることだろう。今までの傑作番組としては「第三の選択」とか、人類初の月面着陸は本当なのか?というような番組があった。ところが、日本ではこれらの嘘番組を故意に注釈無しで報道してしまうものだから、いつも大騒ぎになってしまう。まあ、おかげでTV局は視聴率が稼げるので有り難いのだが、相変わらず安易な番組作りに呆れてしまう。虚偽と誇張により故意に歪曲された報道は今でも多々あるから、受け取る側も真実を見極める目を日々養っていなければならない。だからその警鐘として、この日にはそれなりの意義があるかも知れない。



 4月2日 「巨人倒れる」
 
 誰が言ったか史上最強打線。だけど全然勝てる気がしません。何故なんでしょう?多分、絶対勝とうという気迫が感じられないからでしょう。一番いけないのがTVの選手紹介です。みんなニコニコした写真で、戦意が感じられません。ここは是非とも、K−1の選手紹介みたいにファイティング・ポーズをとってもらいたいです。それがダメなら、せめて力道山ポーズでも…。とにかくあの写真を見ると気が抜けて、全く打てる気も、討ち取る気もしません。



 4月3日 「大巨人来る!」

 朝電話で起こされ、出てみるとパリの大巨人ジョフ(ジェフリー)・ダロウ君だった。あっ、そう言えば日本に来ていたんだっけ!早速新宿のホテルに出掛けて、ダロウ君に会う。久しぶりなので「ポポロクロイス・ミュージアムⅡ」をプレゼントしたら、お返しにメビウスの限定リトグラフをくれた。こりゃラッキー♪そう言えば「ブルー・ベリー」の映画はとんでもない内容らしい。
 
 昨日「マトリックス・レボリューションズ」のDVDが発売されたけれど、なんと世界に先駆けて日本での発売が最初らしい。秋か冬には「マトリックス1・2・3」と「アニマトリックス」その他をまとめた10枚組(多分アメリカでの話で、日本では6枚組位か?)のBOXが出るそうだ。でも、その頃には「ロード・オブ・ザ・リング」のBOXだって出るだろうから、そりゃまたえらい騒ぎだ。
 
 例によって一緒に中野ブロードウェイに出掛けて、漫画本やらフィギュアなどあれこれ買うのに付き合う。その間近況など聞いてみると、ウォシャウスキー(ワチャウスキー)兄弟が立ち上げた出版社で今年ダロウ君の新しいコミックが出るらしい。「ハードボイルド」のアニメ映画の話は無いが、実写版の方は進行中らしい。フランク・ミラー原作の「シン・シティ」はロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーが共同監督するけれど、多分クェンティン・タランティーノも監督するかも知れないそうだ。でも、監督が3人って、どういうことだろう?まあ、この3人全員が映画の中でカメオ出演することは間違いないと思うけれど…。