3月6日 「おかしなところ?」
 
 FAXが不通なので、朝一番にゼロックスに電話して修理に来てもらう。ところが調べてみると、な、なんとFAX回線自体が不通であることが判明した。うちは電話とFAXが別回線なので全く気が付かなかったが、そうなると今度はNTTの出番だ。早速NTTに電話して、回線を調べてもらうことにした。
 
 午後にNTTの人が来て、電話線を調べてもらう。電柱に登ったり、何だか大事になってしまったが、結局外部におかしなところが見つかったらしい。程なく修理が済んで、無事回線が繋がり、FAXも使えるようになった。それにしても「おかしなところ」って何だろうね?まさか盗聴装置でも付いていたのでは?なんて余計なことも考えてしまう。
 
 FAXがちゃんと受信出来るか、念のため和田慎二さんに電話して、FAXを送ってもらう。おおっ、ちゃんと使えるようになった!ついでだから、和田さんと今回のアカデミー賞授賞式の話をする。「王の帰還」が圧勝したのは嬉しいけれど、「ファンタジー」が本当に受け入れられたというわけではない。何しろ「指輪物語」を完全映画化したのだから、アカデミー協会も受け入れざるを得ないのだ。「ファンタジー」が一般に正しく受け入れられるには、まだ長い道程が必要かも知れない。…というような話で盛り上がる。
 
 その後、勝川克志さんの主催する「のんき新聞」の原稿を書く。毎回海外の漫画家を紹介するコーナーを受け持っているのだが、今回はエンキ・ビラルだ。そういえば、「罠の女」をベースにした新作映画が今年公開される予定だが、CGと実写を組み合わせた斬新な映像を見せてくれるそうなので、今からちょっと楽しみだ。