3月2日 「終わりと始まり」
 
 アニメのアフレコもいよいよ今日が最終日。スタジオに行くと福島さんも見学に来ていて、久しぶりに話をすることが出来た。それにしても、最終回ということもあって、スタジオ内は異常に人が多い。SCEの梅崎クンも休暇中だというのに、最後のお別れを言いにやって来た。ゲームもアニメもご苦労様でした。長いようで短かったアフレコ通いだが、今日でみんなともお別れだ。前回もそうだったが、今回のアニメ製作は特にスタッフもキャストも皆良い雰囲気だったように思う。これで終わるのは寂しいけれど、ポポロが続く限り、又同じメンバーが集まることもあるだろう。だからその日まで、少しの間だけさようなら。
 
 人形町グルメツアーも今日が最終日なので、ちょっと期待してきたけれど、収録時間が長引いたので何処の店も閉まってしまった。仕方ないので近くの店で済ますことに。しばらく通っていたのでこの町のこともようやく分かってきた。次回のアフレコの際は、徹底的にこの町のグルメを制覇してやるぞ!そう思うと、今から腕が、いや腹が鳴る。
 
 昼食後、SCEの新しいディレクター津田クンとGアーチストへ行って、新しい仕事の打ち合わせをする。懐かしいメンバーとも久しぶりに会って、あれやこれや話をする。聞けば、事態はかなり切迫しているようだ。うひゃ〜〜っ!分かっていた事とはいえ、こりゃまた急激に忙しくなってしまったぞ。
 
 その後、帰りに秋葉原に寄ってDVDーRのまとめ買いをする。もうしばらくは秋葉原にも来られなくなるだろう。まあ、これだけあれば、取り敢えず当面必要な分はまかなえるはずだ。だけど…背中のリュックが恐ろしく重い。あまりの重さに体がフラフラする。でも、決して辛くはない。だって背中には、過去の思い出と未来の希望が一杯詰まっているのだから。