2月5日 「波波羅克洛伊斯物語〜月之法規的冒險 」
 
 「ポポロクロイス〜月の掟の冒険」を中国語では上のように書くらしい。今日も又TSUTAYAに寄ったら新作が並んでいたので借りてしまった。「トゥームレイダー2」を観たら、パソコンやデジカメがパナソニック製だったので意外に思った。あれ?「1」は殆どソニー製じゃなかったっけ?
 
 それはさておき、アドベンチャー映画と言ったら、やっぱり昔から「パラマウント」のイメージが強い。「インディー・ジョーンズ」の冒頭で、パラマウントのマークがそのまま実際の山に変わるスピルバーグの演出に、思わず唸ってしまった。つまりここで、これから始まる映画は昔懐かしいパラマウント製アドベンチャー映画ですよと意思表示しているわけだ。この心意気だけで、嬉しくなってしまうじゃないか!
 
 さてヤン・デボン監督の「トゥームレイダー2」はどうかというと、アクションも凄いし、世界各地を飛び回るし、映画としては充分楽しめる作品になっている。でも、何故かアドベンチャーという、ワクワクする感じがあまりしない。最新機器が沢山登場したり、世界中どこにでも味方がいたりで、殆ど女007という感じだ。それが悪いというわけではないが、昔からのパラマウント映画ファンとしては、やはり寂しい気持ちになってしまう。それに、サンゴを無造作に破壊する主人公には、どうにも共感出来ない。
 
 もう一つ借りた「アイデンティティー」は、海外版トレーラーを観た時から気になっていた作品だが…、これが実に面白かった。巧妙な脚本と迫真の演技、卓越した演出…。次々と予想を裏切る展開に、観る者の頭はまさにパニック状態。う〜ん、内容については一切明らかに出来ないけれど、これがホントに良いアイデアなんだなぁ。久々のヒットだったね。