12月11日 「冬眠」
 
 朝、あまりの寒さに目が覚める。起き上がろうと思って足に力を入れた途端、ふくらはぎに激痛が走った。しまった。「こむら返り」だ!正式には「腓腹筋痙攣」。腓腹筋の過労、下腿静脈のうっ血、血中水分の欠如によって起こる、ふくらはぎの腓腹筋の痙攣で、気温が寒冷の時によく起こる。頻繁に起こる時は糖尿病や内臓疾患の疑いもある。調べてみたら、水や電解質の異常やホルモン異常なども原因らしい。今までの病気(視床下部の出血と慢性胆嚢炎)を思い浮かべると、全部心当たりがあるから怖い。
 
 とにかく足が痛い。こんな時はとにかく血行を良くするのが一番だ。要するに暖めれば良い。というわけで、朝風呂に入る。小原庄助さんみたいで気持ち良い。小原庄助さんで思い出すのは手塚治虫先生の「スリル博士」だ。確か大天狗、小天狗が出てくる話だ。って、話がどんどん脱線するので、元に戻る。
 
 とにかく足が痛い。外は雨が降っているし、もしかしたら雪になるかも知れない。こんな時外に出掛けたら、頭の血管が急激に収縮して血圧が急騰し、脳内出血を起こすかも知れない。それではあまりに命がデンジャラスなので、今日は一日中家の中で冬眠を決め込む。外には出ないぞ!