11月29日 「ファインディング・ニモ」
 
 本日は「ファインディング・ニモ」の先行レイトショーがあるので、ワーナー・マイカル新百合ヶ丘へ観に行った。又してもバスに乗り遅れ、雨の中を歩く羽目になる。まあPIXARの作品だから外れはないだろう。期待に違わぬ面白さに決まっている。
 
 というわけで観てみました。うむむっ、さすがPIXAR!水の表現が凄いですね。魚のデフォルメも動きも素晴らしいです。シナリオも完璧で非の打ち所が有りません。声優人もサイコーです。全米興行収入本年度ナンバー1というのも頷けます。これで文句を言ったらバチが当たります。でも…何か物足りなさが…残ってしまうのです。何故なんでしょうか?
 
 それはきっと、この世界に「危うさ」が無いからでしょう。CGという完全に制御された世界には「不可抗力」という自然の危うさが欠けているからではないでしょうか?人間はこの不確定な揺らぎに心地よさを感じるものです。デッサンも多少崩れている方が親しみやすさを感じます。完璧を求める向上心はもちろん大事ですが、完璧な世界には人間らしさが欠如してしまいます。それが「物足りなさ」の原因かも知れません。