10月22日 「魔界転生」

 久しぶりにTSUTAYに行ったら、何だかとっても気になるタイトルがあったので、思わず何枚かDVDを借りてみる。でも、そのタイトルは完全な外れだった。ついでに借りた「魔界転生」は、時代劇に向かない人をわざとキャスティングして新しさを狙ったような作品だった。「ブレイド」みたいなCGはなかなか綺麗だったけれど、この殺陣は如何なものか。やっぱりミスキャストの様な気がして、ジュリーのカリスマ性と千葉真一の貫禄を再認識してしまった。

 10月23日 「チェック!」

 あれやこれやでチェックの嵐!単行本のチェックやら、メッセージのチェックやら…。それにしても、今度の戦闘はサクサク動くし、頭も使うし、燃えるなぁ。お話はもちろんだけれど、ゲームとしても随分面白くなったと思う。こりゃ本当に、シリーズ最高傑作になるかも。私の一番のお気に入りは、なんてったってエレナですよ!

 10月24日 「詐欺師」

 午前中に小さな仕事を片づけて、その後近所の床屋へ行き、さっぱりしたところで、「ネコまんま」の高峰クンがお奨めの「マッチ・スティック・メン」を観にワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘へ行く。サーの称号が付いたリドリー・スコット最新作だ。

 「マッチ・スティック・マン」とは「詐欺師」のこと。ネタに触れるので内容は言えないが、とにかく脚本が素晴らしく、その奥深い内容に、観終わった後「人生の詐欺師」ということについて考えさせられた。主演のニコラス・ケイジも潔癖症の詐欺師を見事に熱演しているし、その娘役のアリソン・ローマンがそれに輪をかけて素晴らしい。なにしろ後で彼女の本当の年齢を知って、「こいつはやられた!」と思った。この二人はおそらくアカデミー賞にノミネートされるに違いない。小品だけれど、愛すべき映画だ。