8月28日 「仕事の準備」
 
 どうにも仕事が遅れているので、久しぶりにアシスタントを頼むことにした。…となると、机を用意しなければならない。照明も増やさねばいけない。道具も買ってこなければならない。慌ててあれこれ準備して、部屋の大改装を行ってみたら、ゴミ屋敷のような部屋が立派な仕事部屋に大変身。う〜ん、気のせいか、やる気も出てきたぞ!
 
 8月29日 「歴史的瞬間!」
 
 夜アシスタントの福田クンがやって来て、追い立てられるように徹夜で仕事をする。おかげで世界陸上を生中継で観ることが出来た。やったね末續選手♪陸上短距離で日本人がメダルを獲るなんて事は一生無いと思っていたのに、こいつは眠気も吹っ飛ぶ大快挙だ!
 
 8月30日 「パイレーツ」
 
 朝少しだけ仮眠して、新百合ヶ丘のワーナー・マイカルへ行く。今月中に映画をもう1本観ればポイントカードが一杯になるので、どうしても今日中に映画を観なければならない。それで、観るとしたら何にするか?かなり迷った挙げ句、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊」を観ることにした。
 
 さてこの「パイレーツ…」。結構おどろおどろしいシーンもあるけれど、意外にも往年のディズニー児童映画のような万人に親しまれる作品を狙っているらしい。でも映画マニアとしては、内容にどうにも納得出来ないことが多々あって、シナリオの荒さだけが目立ってしまった。惜しいなあ。シナリオを直せば、児童冒険映画の名作になっただろうに…。
 
 とは言え、海賊船の出来など美術に関してはさすがに素晴らしい。CGなど映像技術の進歩のおかげで、夢のような映像を簡単に創り出せるようになったのは非常に喜ばしいことだ。ただ、映像の進歩に相反して、演出技能が衰退して来ていることは嘆かわしい限りだけれど。