7月21日 「アメリカ脱出」
 
 今日はいよいよ帰国の日。アメリカ国内の空港はテロ対策で非常に警戒が厳重になっている。サンディエゴ空港の検査はまさに厳重を極め、鞄は開けられるわ、裸足で歩かされるわで大騒ぎ。特に持参したPCG−C1MZXをラップトップ・コンピュータと理解してもらえなかったのには参った。アメリカ人には見たこと無い形なんだろうなぁ。
 
 サンディエゴからロサンゼルス空港に移動し、ここでもまた厳重な検査。ええい、まだ分からないのか!?ラップトップ・コンピュータだって!アメリカ国内を旅行するのまったく面倒だ。
 
 帰りの機内は再び映画三昧を決め込む。いやあ観ました観ました。映画4本に、麻雀ゲームまで楽しんだ。観た映画は次の通り。
 
 「デア・デビル」:アメコミ原作の盲目のヒーロー。音で察知するなら、音速を超える弾丸は避けられないはず。重傷を負ったはずなのに、元気に動き回れるのは何故?雨で顔の形を感知するというアイデアは面白い。
 
 「シカゴ」:人殺しを売り物に、ショウビズ界に鮮烈デビュー。正直者は馬鹿を見る、嘘と欲がまかり通る世界と良心のかけらもない主人公達はどうも好きになれない。ミュージカルと美術は確かに凄いけれど、アカデミー賞作品賞はどうかと思う。これがアメリカの本質なのだろうか?
 
 「シャンハイ・ナイト」:ジョン・ウェインことジャッキー・チェンが霧のロンドンで大活躍。さすがにジャッキーも年だなぁ。
 
 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」:全部観る時間はないので、クライマックスだけ観ました。やっぱり凄いなぁ。エクステンデッド・エディションにある追加シーンが早くも気になる。