6月18日 「同窓会」
 
 銀座のBRBで高校の同窓会があるので、久しぶりに銀座に出かける。銀座は子供の頃からよく出かけていた街なので、結構好きな街だ。洋書の「イエナ」も「マツモトキヨシ」になって、すっかり様変わりしてしまったけれど、この街に行くと何だかホットする。多分若者が少ないからだろう。
 
 日劇ビルの前を通ると何やら長蛇の列が…。何だろうと思ったら、「めぐりあう時間たち」の行列だった。最近希少な女性映画だし、演技派女優の共演だし、銀座のOLさん達に人気なのも分かるような気がする。
 
 せっかく銀座に出たのだから、当然の如くビックカメラ有楽町店にも寄る。ここは昔そごう百貨店があったビルで、この中の試写会会場にはよく出かけた記憶がある。今では丸ごとビックカメラの建物になってしまって、夜には様々な色の照明で、建物自体がビックカメラの紙袋のデザインになる。
 
 地下二階のDVD売り場に行くと、幸いなことにまだ「ER緊急救命室Ⅶ」のボックスが残っていたので、めでたくゲットすることが出来た。しかし、箱を見てビックリ。何と「Ⅶ」から片面2層になったんじゃないか!今まで「ER」のDVDは、板の両面に記録されていたので、各板のタイトルがとっても見辛かった。これでピクチャー・ディスクにも出来るようになったし、途中で板をひっくり返さなくてもよくなった。と、ここで疑念が…。もしかして、また「Ⅰ」から、片面2層で出し直すんじゃないのか?
 
 さて3年ごとに開かれている高校の同窓会だが、こんなに続いているのも珍しい。ひとえに幹司役の井川クンのおかげだが、こういう集まりは全て世話人を買って出る殊勝な人達に支えられているのだから、感謝しなくてはいけない。WMCI(ワーナー・マイカル板橋友の会)の柴尾クンもご苦労様でした。
 
 ところで、学校を卒業して何十年も経てば、人間誰しも波乱の一つや二つあるもので、同窓会のメンバーの多くが転職や移転などで大きく様変わりしていた。中には町工場の社長から区会議員になったのとか、一部上場社長から大学教授になったのまでいる。みんな色々あったようだけど、私だけはほとんど変わっていないなあ。
 
 この同窓会。幹司の井川クンは我々の古希、先生の白寿の日まで頑張ると意気込んでいる。それまで私が生き残っているかどうかは疑問だけど、最後の同窓会の時、どんなメンバーが揃うのか?面白そうなので、せいぜい身体に気を付けて頑張ってみたいものだ。