5月14日 「PSP」
 
 本日、ロサンゼルスで開かれていた「E3」(Electronic Entertainment Expo)でSCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)がついに携帯ゲーム機「PSP」(ポータルブル・エンターテインメント・プラットフォーム)を発表した。どんなハードかと思ったら、これがとんでもない機械だった。もっと簡単な機械だったら気が楽なのだが、どうもこれは小型ながらPS2なみの機能とそれ以上の拡張性を持っているようだ。
 
 6㎝小型ディスクの「UMD」は2層式で1.8ギガバイトの容量を持っているけれど、このカセットの形がブルーレイ・ディスクと同じデザインなのは何故?MPEG4対応、3D画像を表示できるスクリーン、USB2.0接続端子、メモリースティック対応…。何だか分からないけれど、これじゃまるで携帯PCじゃないか?
 
 とにかくあれやこれやと組み合わせると、今までに無い全く新しい次元のゲームの可能性も秘めている。個人的にはもっと単純なハードの方が気が楽なのだが、携帯電話でさえ恐ろしく進化している時代だから、そうも言っていられない。具体的な機能や価格、デザインはまだ不明だが、きっとまた驚かされるんだろうなぁ。