4月28日 「白い恐怖」
 
 福井の山道を占拠している白装束の集団「S」って、何なのだろう?電磁波がどうの、スカラー波がどうのということで、共産ゲリラの攻撃を受けて山奥に避難したらしい。しかも人類は来月にも絶滅するそうだ。
 
 1999年が去ったと思ったのに、まだ終末論が燻っていたのか。原理主義としては終末が来なければ都合が悪いのだが、その為に終末を望むのは本末転倒だ。「白」は「善」を想起する色だけれど、本当の恐怖はいつも「白」の方にある。
 
 電磁波はさておき、今一番恐いのは何と言っても「北の核」と「SARS:重症急性呼吸器症候群」だろう。ことにSARSの影響は深刻で、アジア全体のGNPの伸びも下方修正させてしまった。米国のイラク侵攻と時を同じくして大流行したこのSARS。何だかタイミングが良いけれど、これに便乗した終末論だけは勘弁して貰いたい。