4月12日 「リベンジ」
 
 再び秋葉原に行く。先日買いそびれた物を買いに再びやってきたというワケだが、やはり今日も雨だった。輸入DVDの店ではリー・リンチェイ(ジェット・リー)の「英雄」収蔵版をめでたくゲット!でも、ジェット・リーの声ってこんなだったっけ?
 
 とにかく全編美しい映像にアカデミー外国語映画賞ノミネートも納得。一昨年「グリーン・ディスティニー」が受賞していなければ、今年はこの作品が受賞していたかも知れない。随所に黒澤明の影響が見受けられ、和田恵美の衣装も美しく、作品の質といいスケールの大きさといい、中国映画としては破格の作品に仕上がっている。印象的なシーンも多く、特に湖上に木霊する掛け声はいつまでも耳に残って止まない。
 
 次に別の店で黒澤明のDVDをゲットする。「隠し砦の三悪人」はスター・ウォーズの原型となった作品としてあまりにも有名だけれど、輸入盤にはちゃんとルーカスのコメントまで入っているのに、日本版には入っていないのが残念だ。この様に海外の作家達は黒澤明の作品にインスパイアされて、独自の新しい作品を生みだしているというのに、日本映画ではほとんど見られないのは何故だろう?
 
 その後Laox Computer館でソフトやハードを物色する。探していたソフトが大安売りしていたので、これ幸いとゲットする。ハードはどの機種も一長一短があって決めかねた。なにぶん使用目的が特殊なので、なかなか思うような機種が見つからない。やっぱり自作するしかないかも?