4月10日 「構想の死角」
 
 暫くポポロの話を日記に書かないので、どうなっているのかというお問い合わせもありますが、鋭意製作中ですのでご安心を!前回の続きと言うことで「後編」と勘違いしている人もいるようですが、ちゃんと独立した話ですのでお間違いのないように。しかも、今回はかなり良い出来になるはずですのでご期待下さい。ただ、出来の良い作品は作り手に次回作へのプレッシャーを強いるものなので、その事で今は毎日頭を悩ませているわけです。
 
 ポポロはRPGには珍しく(最近では珍しくなくなって来たかも)話が続いているシリーズですから、過去の整合性はもちろん、将来の展開も見越して先の先まで話を考えながら作って行かねばなりません。
 
 でも製作の段階で様々な制約や変更があったり、新たなアイデアやもっと面白くしようという欲が生まれたりして次々に改良を加えて行くと、結局当初の思惑通りにはならないのが常です。これが「構想の死角」とも言うべきもので、そういった要因によって現在の形が変われば、それに連動して将来の構想も又練り直さねばならないワケです。
 
 ですから果たして今後どうなるかということは、常に流動的であると言わざるを得ません。ただ一つ確かなこと。それは次回作が常に今より面白くなるということでしょう。