3月22日 「寝不足と風邪とDVDの日々」
 
 連日の寝不足がたたって、とうとう風邪を引いてしまった。どうにもこうにも鼻が詰まって苦しい。のどが痛い。グォッホ!グォッホ!咳をしながら薬局に出掛ける。風邪薬を買ったついでにTSUTAYAに寄ってしまうマニアの性が恨めしい。YSUTAYAで丁度旧作品の半額貸し出しセールをしているせいか、新作が結構残っていた。これ幸いと借りてしまったが、観る余裕なんてあるだろうか?でも観てしまった。
 
 「インソムニア」は寝不足の時に観てはいけませんね。余計辛くなってしまった。でも「ER」の女医が出ていたのでビックリ!「ドニー・ダーコ」は新人監督の作品ながらゲストが豪華だなぁ。おおっ!ここにも「ER」の医師が出ているぞ!みんな着々と映画界に進出しているんだねぇ。映画の方は冒頭で話のオチがわかってしまうので、もう一ひねり欲しかった気がする。
 
 話題の「ロード・トゥ・パーディション」は一つだけ飛び抜けて素晴らしいシーンがあった。読んではいないけれど、多分原作コミックにもあるシーンなのだろう。パリで見かけた時、買っておけば良かったなぁ。それにしても、大恐慌時代なのに画面が綺麗過ぎるのが気になる。まぁこれもサム・メンデス独特のタッチなのだろう。タイトルの「ロード・トゥ・パーディション」は訳せば「地獄(破滅)への道」。これってまさに「冥府魔道」!「子連れ狼」そのものですね。ならばもう少し刺客のシーンを「レオン」の様に丁寧に描いて欲しかったと思う。