3月19日 「アニメな日」
 
 朝早く弟が車で迎えに来たので、それに乗って世田谷の病院に行く。道も空いていたのですんなりと病院に着き、サッサと受付を済ます。今日は薬の処方箋だけもらって、病院前の薬局で薬を購入。そのまま家にとんぼ返りする。
 
 家で一端荷物を降ろし、再び弟の車で郵便局の本局に行き、色々用事を済ます。それから国道246沿いの「とんでん」で早めの昼飯を食べる。どうも「とんでん」では食べ過ぎてしまう。次回来る時は旬の物を単品で頼むようにしよう。
 
 昼食後246を都心に向かい、そのまま都心を突っ切ってお台場の東京ビッグサイトに行く。今日は「東京国際アニメフェア2003」のビジネスデーだ。去年から始まったこの大会は東京都が推進する文化事業の一環だが、東京のような大きな自治体が自国のアニメ文化の力を認め、アニメ産業の育成に力を貸してくれることは有り難い。
東京国際アニメフェア 日本テレビ SOYUZMULTFILM 韓国のブース
IGタツノコ 東北新社 ジブリのブース トムスのブース
 
 今回一番の注目はもちろん来月から始まるTVアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」だろう。新作アトムの出来はどんな具合かとても気になっていたが、レトロ調のキャラが今風のアニメで動いているのはなかなか新鮮な味わいがある。特にアトムの腕が噴射口に変形する様は小気味良くて面白い。ただ今回の作品は原作と少々設定が変わって、アトムは天馬博士の記憶を消され、天馬博士は悪の黒幕になっているようだ。この構図。ルークとダース・ベーダーでしょうか?手塚治虫先生の生原稿も拝めたし、とにかく4月6日の放送まで、期待も高まる一方だ。
 
手塚プロ 鉄腕アトム 空飛ぶ城 サブマリン707 魔法少女隊 原画!

 会場では他にもジブリの次回作や「アニマトリックス」や「魔法少女隊」など数々の注目の新作が転じ公開されているけれど、私のお気に入りは若手クリエーター達のブース「クリエーターズ・ワールド」だった。これを観ると、日本のアニメの将来はなかなか明るい気がする。