1月4日「仕事始め」
 
 しばらく絵筆を握っていないと、すっかり腕が落ちてしまう。いざ仕事始めと意気込んで絵を描き始めてはみたが、勘が鈍りまくって上手く描けない。というか、腕が言うことを聞いてくれない。何かおかしい。
 
 おかしいなぁと思ったら、実は眼が見えていない事に気が付いた。線がぼやけて手元がおぼつかない。オマケに脳内出血の後遺症で視野狭窄があるから、絵全体を把握することも難しい。サラサラと大雑把に描く絵はOKだが、緻密で正確な絵となるとなかなか難しい。オマケに息を止めて描くので血圧が上がってしまう。これは困ったことだ。
 
 なんだか障害ばかりだけれど、絵を描くのはやはり楽しい。元々視覚的発想を得手とする方なので、文章を書くより絵を描く方が手っ取り早くてずっと楽だ。だから今年は初心に戻ってもっと絵を描こうと思う。このホームページもいずれその線でリニューアルする必要があるかも知れない。