1月22日「チェリーとの再会」パリ
 
 朝から本の小包をパッケージして郵便局に持って行くと、重過ぎると言われる。そう言えば5㎏以上の小荷物は本局でしか扱っていなかったんだっけ!仕方なしにホテルに戻り、小分けして包装し直す。えーい、面倒だ!実は郵便局でもBOXを売っているのだが、コミック本や美術書は変形サイズや大判が多くて、なかなかこの箱に収まりきらないという問題がある。何とか良い方法はないものだろうかね?
 
 昼にチェリー・ロバンがホテルにやって来た。何と娘のティアも一緒だ。早速近くのイタリア・レストランで昼食をとりながら近況報告などする。チェリーから最新刊をプレゼントしてもらうと、巻末に我々やヒサさん、谷口さんへの謝辞が添えられていた。日本の妖怪を題材にした話なので、我々が少なからず作品製作に協力した事へのお礼だそうだ。律儀なフランス人だね。
 
 チェリーと初めて会ったのは10年前に始めてアングレームに行った時だが、その時会った多くの漫画家達とも随分ご無沙汰している。その内何人残っているかは判らないけれど、運が良ければ又アングレームで再会出来るかも知れない。宿泊先の不安はあるけれど、明日のアングレーム行きが楽しみだなぁ。